交換留学 [海外生活]
私が通っていた高校には夏休みに「交換留学」があった。
海外に姉妹校提携している学校があって、そこと1年おきに
「交換留学」という名で夏休みに海外生活を体験させるというもの。
私はもちろん参加させてもらった。
高校1年生の夏休みだった。
姉妹校は台湾にある。
期間は5日間。
渡航前日は参加者の3/4くらいが成田空港の近くのホテルに宿泊した。
このホテルには同じように翌朝成田から経つ旅行客がたくさん泊っていた。
その中に、オーストリアから来ていた少年たちの団体がいた。
同級生が「外人の男の子がたくさんいるよ!」と興奮気味に部屋に入ってきた
「写真撮ってもらおうよ!!なんて言えばいい??あ、先生に聞いてくる!」
同級生が興奮して部屋を出て行って、しばらくすると戻ってきた。
「先生に聞いてきた!ね、みんなで行こう??ね?ね!!」
そこは女子高生、外人の男の子がたくさんいると聞いて気にならないわけがない 笑
おそるおそる男の子たちのほうへ行き、一人が勇気を振り絞り「写真を一緒に撮ろう」と声をかけた
男の子たちはあっさりOKしてくれた。
そして、「じゃぁ、なかに入りなよ」と部屋に招いてくれた。
中に入ると5人くらいの男の子がいた。
お互いに興味津々で質問が飛び交った。
ここで、問題が起きた。
日本人サイドで英語が喋れる人が誰もいない!!
かろうじて喋れたのが皮肉にも私だった。
お陰で頭をフル回転させて簡単な英語をしゃべってもらって会話した。
彼らがオーストリアから来ていること、日本の文化を体験しに来たこと
これからオーストリアに帰ることいろいろな情報を得た。
そして、彼らは特に英語の勉強をしていないこともわかった。
なんで英語が喋れるのか聞いたら、ラジオやテレビで聞いてるからねっと言っていた。
そして、なんで日本人は日本語しか喋れないんだ?と逆に不思議がられた 苦笑
さらに衝撃的なことに彼らの大半が中学生だった 笑
彼らも私たちが年上であるということにとても驚いていた
そんな思いがけない国際交流はあっという間に終わり
何人かは住所の交換をしていた。
台湾の旅は刺激的だった。
まず、ペットボトルのウーロン茶が甘いことに衝撃を受けた。
私たちは台湾の高校の寮に泊まらせてもらった。
食事は当時の私の口には合わなくて、食べるのに苦戦した。
ホテルではなく寮だったので生活様式も台湾仕様だった。
トイレにトイレットペーパーはない。
部屋からちり紙を必要な分だけもって行かなくてはいけなった。
お年頃の女子高生には抵抗があったけど、女子しかいないのが救いだった 笑
お風呂はシャワーだけだった。
実際にはタイル張りのシャワールーム(個室)に洗面器を乗せる台があって
そこにお湯を張って自分でかける、という仕組みだった 笑
部屋の廊下側の窓にはガラスの代わりに巨大なファンがついていて、
排気と吸気がスイッチ出来る仕組みになっていた。
一人に一人姉妹校の子がついてくれた。
市内を案内してくれたりした。
英語の出来ない私たちだってけど、台湾は漢字である程度伝わった。
日本語と意味の違う漢字もあったけど、その辺は渡航前に事前学習していたので
「この字は日本ではこんな意味でね」なんて話で盛り上げることもあった。
この5日間の生活では大きな収穫がたくさんあった。
喋れなくてもコミュニケーションはとれるってこと。
コミュニケーションをとろう!とする姿勢が大事だってこと。
そして、なによりしゃべれない私が一番英語を理解していたという衝撃 爆
台湾 生活体験5日間。
私の人生で貴重な体験になった。
海外に姉妹校提携している学校があって、そこと1年おきに
「交換留学」という名で夏休みに海外生活を体験させるというもの。
私はもちろん参加させてもらった。
高校1年生の夏休みだった。
姉妹校は台湾にある。
期間は5日間。
渡航前日は参加者の3/4くらいが成田空港の近くのホテルに宿泊した。
このホテルには同じように翌朝成田から経つ旅行客がたくさん泊っていた。
その中に、オーストリアから来ていた少年たちの団体がいた。
同級生が「外人の男の子がたくさんいるよ!」と興奮気味に部屋に入ってきた
「写真撮ってもらおうよ!!なんて言えばいい??あ、先生に聞いてくる!」
同級生が興奮して部屋を出て行って、しばらくすると戻ってきた。
「先生に聞いてきた!ね、みんなで行こう??ね?ね!!」
そこは女子高生、外人の男の子がたくさんいると聞いて気にならないわけがない 笑
おそるおそる男の子たちのほうへ行き、一人が勇気を振り絞り「写真を一緒に撮ろう」と声をかけた
男の子たちはあっさりOKしてくれた。
そして、「じゃぁ、なかに入りなよ」と部屋に招いてくれた。
中に入ると5人くらいの男の子がいた。
お互いに興味津々で質問が飛び交った。
ここで、問題が起きた。
日本人サイドで英語が喋れる人が誰もいない!!
かろうじて喋れたのが皮肉にも私だった。
お陰で頭をフル回転させて簡単な英語をしゃべってもらって会話した。
彼らがオーストリアから来ていること、日本の文化を体験しに来たこと
これからオーストリアに帰ることいろいろな情報を得た。
そして、彼らは特に英語の勉強をしていないこともわかった。
なんで英語が喋れるのか聞いたら、ラジオやテレビで聞いてるからねっと言っていた。
そして、なんで日本人は日本語しか喋れないんだ?と逆に不思議がられた 苦笑
さらに衝撃的なことに彼らの大半が中学生だった 笑
彼らも私たちが年上であるということにとても驚いていた
そんな思いがけない国際交流はあっという間に終わり
何人かは住所の交換をしていた。
台湾の旅は刺激的だった。
まず、ペットボトルのウーロン茶が甘いことに衝撃を受けた。
私たちは台湾の高校の寮に泊まらせてもらった。
食事は当時の私の口には合わなくて、食べるのに苦戦した。
ホテルではなく寮だったので生活様式も台湾仕様だった。
トイレにトイレットペーパーはない。
部屋からちり紙を必要な分だけもって行かなくてはいけなった。
お年頃の女子高生には抵抗があったけど、女子しかいないのが救いだった 笑
お風呂はシャワーだけだった。
実際にはタイル張りのシャワールーム(個室)に洗面器を乗せる台があって
そこにお湯を張って自分でかける、という仕組みだった 笑
部屋の廊下側の窓にはガラスの代わりに巨大なファンがついていて、
排気と吸気がスイッチ出来る仕組みになっていた。
一人に一人姉妹校の子がついてくれた。
市内を案内してくれたりした。
英語の出来ない私たちだってけど、台湾は漢字である程度伝わった。
日本語と意味の違う漢字もあったけど、その辺は渡航前に事前学習していたので
「この字は日本ではこんな意味でね」なんて話で盛り上げることもあった。
この5日間の生活では大きな収穫がたくさんあった。
喋れなくてもコミュニケーションはとれるってこと。
コミュニケーションをとろう!とする姿勢が大事だってこと。
そして、なによりしゃべれない私が一番英語を理解していたという衝撃 爆
台湾 生活体験5日間。
私の人生で貴重な体験になった。
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